「どうして勉強しなくちゃいけないの?」を読んで

精神科医が生物学的な視点からタブーをぶっちゃけた本、って感じもします。
後半は勉強の動機付けってところからはだいぶ離れてた気がする…
わたしはコミュ力より競争力を身に着けるべきなのかなぁ、とか思ったり。
個人的にこういう屁理屈っぽい理屈をこねまわすのが好きなので4/5

以下読んで思ったことメモ

・平均11歳で初潮が始まる=性交渉が可能になる=遺伝子的にロリは正しい!
・現代は経済戦争真っ只中。武器は使ってないけど途上国では死者が出てる。
アメリカは出来る人とできない人で両極端。できない人を救わないのは、移民の国でできない人を救ってたら世界中のできない人が集まるから。
 日本は平均的にできる。「国力は国民の学力の総和である」by諭吉
・学歴社会と自由競争社会がある
・男性はテストステロンってホルモンがでると、暴力的性的になる
 テストステロンはいろんな方法で増やせるけど、高強度運動をするといいらしい。スクワットとか。
・女性は男性を社会競争力+α(α=精神的余裕、かっこいい、音楽ができるetc)でみる
 10代の日本人はほとんどが社会競争力は親に庇護してもらってる、ということで0。
 >αの部分がハンディキャップ原理にあたるんじゃ?
・女性は性に奔放な男性を嫌う
・平等とは、管理者が能力の優れたものから利益を吸い上げ、劣るものに分け与えるシステム
・公立学校が非難されるのは競争より平等教育をして成績が伸ばせないから。
 また平等主義に基づけば成績がよくなくてもフォローがある、って論法で安心させることができる。
・特権は保護されてるから特権で、努力で追いつくものではない。
・勉強の動機付けの本なのに努力型社会の否定をしてる。勉強は努力型社会なのにね。
・負けるとテストステロンの量が減ってますます負け癖がつくっていうのに、自由競争社会を肯定するだけで負けた人への対策が不十分。(スポーツで勝つなど他の分野で勝ちを味あわせる、って書いてる)
・ハンディキャップ原理:クジャクのオスが派手なのは捕食者に見つからないようにすることと矛盾する。
 オスは目立つ、というハンディキャップをもっていても生きていける余裕をみせることでハンディを吸収できる
 能力を持ってることをアピールする。これにより性淘汰(メスがオスを選ぶ)が進む。
・ボランティアをすればハンディキャップ原理により、余裕をアピールできる。
 - 挨拶を自分からする
 - 笑顔を見せる
 - ノートを貸す
 - わからないところを教える
 - 嫌われてる子に話しかける
 - 理不尽な怒られ方をしたらかばう
 - 感謝の気持ちを大きく表す
 - 怒ってる人をなだめる
・経済戦争な現在少子化が問題になってるが人口が減ってでも女性も社会で経済活動に参加したほうが戦略としていいという考えもある。
・ルックスのいい人はいい遺伝子をもつらしい