ロジックの行き着く先


国家の品格なう
一応売れた本やし、高校入試でもでたことがあるんで目を通しとこうかとw
文章のレベルとかはチープやし、資本主義は欠陥がある、って主張もネットでも見かける。ただどうしてどう悪いのか、どう対策するのか、って思考を深掘りした主張はあんまりみない(わたしがネットでそういう意見を探してないだけですがw)


Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 国家の品格 (新潮新書)
ベストセラーになった本は、書評が安定してて助かるw


昨今の先進国での経済を中心にした閉塞感を、欧米的合理主義自由主義が悪い、と断じて、日本の武士道を善とする、みたいなとこまで読んだ
以下、気になったとこだけ考察
・自由が身勝手の助長につながった(P66)
自由の裏には責任がある
自由から身勝手に変化したってことは、責任をとらない人が増えた
他人に責任転嫁、責任の放棄などなど
そういった残念な方向に知恵を使うのは人間の残念さ
自由は善か悪か?
例えば自由に殺人他犯罪行為をできる、とつながれば、悪となる
んで、白紙のとこから自由は善である、の論理導出をしようとするとー
ぱっと浮かばねw
例えば晩御飯を野菜炒めにするかカツ丼にするか、選択の自由があるのは選択肢がないより娯楽につながるのかもしれない。カツ丼を選んだらカロリーを取り過ぎるっていう失敗をするのかもしれない。でも栄養学に詳しい料理家が美味しい野菜炒めを作ってそれしか選択肢がない状態なら、自由はなくてもいいのかもしれない。でも現実にTVで、「今晩は全国的に野菜炒めです。材料は〜」とかなるわけがない。なんでその代用として自由を与える代わりに責任を各個に負わせる、って形をとってる。


ねみーしイミフな論理展開になったんで〆w